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超初心者からはじめるカメラ講座 Part4【ISO感度】

こんにちは、デザイナーの真琴です。楽天に出店されている方は大変な1週間だったのではないでしょうか。私は、最近ハマりつつあるディアウォールと2×4材(ツーバイフォー材)を使ったDIY用品を10店舗買いまわりしたのでとても充実したスーパーSALEでした。賃貸住宅でも壁などに穴を開けずに柱を立てれるディアウォールやラブリコとても便利なので興味のある方は調べてみてください。

今回も前回、前々回、前前前回に引き続き『超初心者からはじめるカメラ講座』の開催してきます。今回はISO感度について説明してきます。絞りとシャッタースピードを覚えたら残るはISO感度ですね、専門用語が多くてわからなくなってくる~って思っている方も安心してください。この3つの操作を覚えたるだけで『AUTOモード』での撮影より断然いい写真が撮れるようになります。(練習しないとダメな部分はありますが・・・)

これまでの記事はこちらからどうぞ
超初心者からはじめるカメラ講座 Part1【一眼レフとミラーレス・コンパクトデジタルカメラの違い】
超初心者からはじめるカメラ講座 Part2【絞り・F値】
超初心者からはじめるカメラ講座 Part3【シャッタースピード】

  1. ISO感度とは
  2. どういうときISO感度を変更するの?!
  3. ISO感度を上げるメリット
  4. ISO感度を上げるデメリット
  5. まとめ

ISO感度とは

ISO感度(イソカンド)とは光を感じる感度の良さを数値化したものです。もともとISO感度はフィルムの感度の規格でしたが、デジタルカメラの感度にも使われています。
デジタルカメラは、イメージセンサー(撮像素子)に当たった光を電気信号に変えて処理します。ISO感度を上げることは、電気信号を増幅することです。ISO感度を2倍にすると電気信号は2倍になります。
ISO感度を2倍にするとイメージセンサー(撮像素子)に当たる光の量が半分で適正露出になります。
つまり、ISO感度をISO100からISO200に上げると、同じ絞り値(F値)であれば2倍速いシャッタースピードで撮影できます。ISO200からISO400に上げた場合も同様です。

余談にはなりますが、ISOって何の略?って疑問になりませんか?カメラの事じゃなく他でも聞いたことのあるかあれと同じなんです。
国際標準化機構こくさいひょうじゅんかきこう(International Organization for Standardization)略称ISO
読み方は「アイエスオー」、「イソ」、「アイソ」
知らなくてもいい写真は撮れるのですが、豆知識として紹介しておきます。

どういうときISO感度を変更するの?!

手持ちで撮影する時にシャッタースピードを遅くするとブレてしまう時や暗い場所での撮影、夜景撮影などの時にISO感度を上げて撮影します。
ISO感度は、ISO100・ISO160というように数字で表現されています。機種によって値の間隔は違いますが100・・160・・・640・・・と上がっていきます。ハイエンド機種になれば更に高感度の設定ができるものもあります。最近話題のEOS 6D Mark IIなら拡張でISO102400まで上げることが可能になっています。

ISO感度を上げるメリット

ISO感度を上げるメリットは、ほぼ先程の説明と被ってしまうのですが、

  • 手持ち撮影時に手ブレを予防できる
  • 暗い場所での撮影が容易にできる

ISO感度を上げることによって暗い場所でも明るく、手振れを少なく撮影できます。
ISO感度を調整することで、絞りとシャッタースピードだけでは撮れなかった写真が撮れるようになります。

ISO感度を上げるデメリット

メリットを見ただけだとなんて素晴らしいものなんだろうと思うかもしれませんが、そこまで万能ではなくデメリットも存在します。
ISO感度は上げれば上げるほどノイズが多くなり画質が悪くなるというデメリットがあるため、画質にこだわる場合には上げ過ぎは禁物です。
※高性能なカメラではISO感度を上げてもノイズあまり目立たない場合があります。

試しに同じ構図でISO感度をどんどん上げて撮影してみます。
ISO感度の比較
どうですか??このくらいのサイズだと画質に差はあまりないように感じませんか??
では、次に一部分をトリミングした画像を確認してみましょう。
ISO感度の比較(拡大)
ISO3200かISO6400までくらいならWebで使うくらいなら問題ないレベルかもしれませんが、ISO12800になるとノイズがはっきり確認できるくらいになってしまいます。ISO感度を上げれば速いシャッター速度で手振れが少なく撮影できますが、その分画質も低下します。どの程度の画質まで許せるかは個人の判断になりますが私はISO6400くらいまでならISO感度を上げて撮影しています。でも、三脚を立ててシャッタースピードを遅くできるのであればそちらをオススメします。

まとめ

ISO感度を上げるとノイズが出やすくなりますが、明るい場所ではさほど目立ちにくく、暗い場所ほどノイズが目立つ傾向にあります。どうしても高いISO感度で撮りたい場合は、性能の良いカメラを使用すれば感度をあげてもノイズが入らないこともあるので、そういったカメラを狙うのも良いかもしれません。
最後にカメラの性能の違いでどこまで画質に違いが出るかを弊社にあるカメラで比較してみました。
6Dと80Dの比較
6Dと80Dの大きな違いはイメージセンサーです。6Dがフルサイズ(35mm判サイズ)で80DがAPS-Cサイズなので、カメラ講座 Part1で説明したイメージセンサーの差で画質に違いがでてくると説明したのがはっきりわかる結果になりました。

4回にわたってカメラの初級の説明をしました。『絞り・シャッタースピード・ISO感度』この3つがカメラの基礎なのでしっかり理解して、あとはいろんな被写体を撮って練習すればとてもいい写真が撮れるようなるので頑張っていきましょう。

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株式会社 松平商会 デザイナーのマコトです。制作関係の記事を主に初級~あまり知られていなテクニックまで幅広く書いていきます。
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