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超初心者からはじめるカメラ講座 Part1

こんにちは。子どもが産まれてから一眼レフが欲しくてたまらない欲求とずっと戦ってるデザイナーの真琴です。一眼レフの方が値段的に高いしサイズも大きいからキレイな写真が撮れそう、撮れるのは知ってるけど、、、詳しくどの辺りがいいのかはわからないというカメラ超初心者向けに初めはカメラの簡単な構造から基本用語などの解説をしていきます。なんとなく撮っているよりカメラのことを知ってから撮る方が『こんな感じに撮りたいのになぁ』って時にもどのような感じで撮ればいいか想像がつくようになったりします。

  1. 構造のちがい
  2. イメージセンサー(映像素子)
  3. レンズが交換できる
  4. まとめ

構造のちがい

デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼レフカメラ・コンパクトデジタルカメラ(レンズ一体型カメラ)では、構造に少し違いがあります。わかりやすいように図を見ながら構造の違いを少し説明していきます。

ミラーレス一眼レフカメラ・コンパクトデジタルカメラの場合

ミラーレス一眼レフカメラ・コンパクトデジタルカメラの構造
上の図は、ミラーレス一眼レフカメラ・コンパクトデジタルカメラの簡易断面です。このようなカメラは、レンズから入ってきた光が直接イメージセンサー(撮像素子)に当たり、それをカメラ内部のコンピューターが処理を行い液晶画面に映し出されるという仕組みです。
上位クラスのコンパクトデジタルカメラや一昔前のものは液晶画面とは別にファインダーが付いているものもありますが、その説明は割愛します。
次にデジタル一眼レフカメラの構造についてです。

デジタル一眼レフカメラの構造
先ほどのミラーレス一眼レフカメラ・コンパクトデジタルカメラとほとんど構造は似てるのですがデジタル一眼レフカメラは、レンズとイメージセンサーの間に鏡が入っていて、ペンタミラーなどを通りファインダーまで反射するのでファインダーから覗いた景色がそのまま写真として映し出されます。液晶画面を見ながら撮影するのと違い、ピント調整や構図の確認が簡単にできるので撮影に集中することができます。
また、液晶画面を見ながら撮影することも可能です。

イメージセンサー(撮像素子)

先ほどの構造の違いでもでてきましたが、イメージセンサーと言われてもどんな役割をするものなのかピンとこないでしょう。
皆さん、デジタルカメラの画質の良し悪しはどのように判断していますか?『数千万画素だから画質がキレイ!!』と思っている方も多いのではないでしょうか?実はイメージセンサー(撮像素子)が大きいほど高画質に撮影できるのです。

イメージセンサーって何?

光の強弱を電気信号に変換する半導体素子。代表的な素子としてCCDイメージセンサーとCMOS(シーモス)イメージセンサーがあります。◇「撮像素子」「イメージャー」ともいう。
簡単に言い換えると
レンズに写った被写体(つまり光)をデジタル信号に変換する部品で、昔のカメラでいうとフィルムの役割のことで、これが大きくて高性能かどうかで画質は左右されます。いわばデジタルカメラで一番大事な部分でもあります。
イメージセンサーが大きく高性能なほどデジタルカメラの価格も高くなります。


イメージセンサーのサイズ

フルサイズ(35mm判サイズ)

一番左のピンク色の大きい35mmフィルム型のイメージセンサーはとっても大きく、高画質撮影、低ノイズ撮影ができます。デジタルカメラが普及する前のいわゆる35mm判フィルムと同等の大きさです。
この大きさのイメージセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラはハイアマチュアやプロ仕様のものが多く、値段も数十万円するものばかりです。超高画質でボケやすく高感度で暗闇にも強い憧れのカメラですが、一般のアマチュアの人にはなかなか手が出せないです。

APS-Cサイズ

水色のAPS-Cサイズのイメージセンサーは、中級機や入門機で主に出回っている一眼レフカメラのイメージセンサーです。35mm版と比べると小さいですが、これでもかなりの高画質で撮影できますね。Canonやニコン、ソニーなど多くのミラーレス一眼カメラもこのサイズのイメージセンサーを採用しています。

フォーサーズ・マイクロフォーサーズ

オリンパスやパナソニックなどから発売されているマイクロ一眼・ミラーレス一眼カメラに使われているイメージセンサーはフォーサーズといいます。APS-Cよりひとまわり小さいフォーサーズやマイクロフォーサーズという規格サイズがあり、オリンパスやパナソニックのミラーレス一眼カメラのイメージセンサーはこれくらいのものが多いです。

1/2.5型サイズ

一番右のオレンジ色の小さいイメージセンサーは、1~3万程度で売っている一般的なコンパクトデジタルカメラや携帯・スマートフォンのカメラなどに使われているイメージセンサーです。同じ画素数でもイメージセンサーが大きいほど高画質になるので、記録という意味では便利なカメラ付きケータイも、高画質な作品を撮影する上では不向きですね。

このようにいろいろなサイズがありますが、デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラに使われているイメージセンサーは大きいものが多く、高画質撮影が可能です。

レンズが交換できる

デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼レフカメラのもうひとつの大きな特徴として、レンズが交換できるということです。
レンズを交換することで、様々なシーンで被写体に適したレンズで撮影することが可能になります。

大きく分けて6種類のレンズの紹介をします。

標準ズームレンズ

人の視界と同じような自然な距離感で撮影できるため、最も様々なシーンで使えるレンズです。『ズーム』もできるので遠くの被写体でもレンズと調整することで近くから撮影したかのように寄った写真が撮影可能です。

焦点距離:18~55mm(※約35mmが肉眼に近い範囲)

望遠ズームレンズ

標準ズームレンズよりも、ずっと遠くにあるものをグッと近くに引き寄せて写すレンズです。運動会や発表会などの撮影で威力を発揮します。

焦点距離:70~300mm

広角ズームレンズ

1枚の写真に、より広い範囲を写せる(画角の広い)レンズです。祭りやスポーツ観戦では、たくさんの人を写すことができるので、臨場感を出すことができます。

焦点距離:10~35mm

マクロレンズ

虫眼鏡のように被写体を拡大して撮影する面白いレンズです。花、虫、水滴など、クローズアップすることで、普段、見えない世界にクローズアップして撮影できます。
通常のレンズだと近接するとピントがあわなかったり、色が滲んだりしますが、マクロレンズはそういう面にも強い設計になっています。弊社では、スマートフォンケースの詳細部分の撮影で大活躍しています。

焦点距離:50~60mm

単焦点レンズ

ズームできないレンズです。ズームできない分、パンケーキレンズなどと呼ばれる小型・軽量のものあります。
また、焦点距離が固定されているためボケ味のでやすい明るいレンズというのも魅力です。個人的にはかなり使い勝手のいいレンズです。

焦点距離:30~50mm

魚眼レンズ

約180度の周囲を撮れる特殊なレンズです。撮影角度によっては、空の全周を写すことができ、使い方次第で面白い写真が撮れます。
対角線魚眼と円周魚眼の2種類あるので、購入する際はどちらのタイプなのか確認が必要です。

焦点距離:12mm以下

いろんなレンズがあってどれにしたらいいかわからないし撮影したい被写体が特定されていないという人は、標準ズームレンズと単焦点レンズ(パンケーキ)があれば様々なシーンでの撮影が可能です。初心者はまずズームするのではなく自分の足で動いて構図を選ぶうちに、撮影の腕が上達すると言われています。

まとめ

大まかでしたが、デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラの違いを紹介しました。自分が撮りたい被写体に合わせてカメラ選びをすることが必要になってきます。今後いろんなものを撮りたくなるだろう。高画質で撮りたいと思う方はデジタル一眼レフカメラ。
高画質で撮りたいけど、コンパクトさも必要な方は、ミラーレス一眼レフカメラ。やっぱりポケットに入るくらいのコンパクトさが必要だ!!という方は、コンパクトデジタルカメラ。といったところではないでしょうか?!ちなみに弊社ではCanonのデジタル一眼レフカメラの6Dと80Dの2台を使い分けています。
今回はカメラの紹介で終わってしまいましたが、次回は、基本用語などの解説からしていこうと予定しています。

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株式会社 松平商会 デザイナーのマコトです。制作関係の記事を主に初級~あまり知られていなテクニックまで幅広く書いていきます。
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