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【カメラ初心者向け】マニュアル操作での商品撮影のコツ

こんにちは!デザイナーの木畑です。

先日友達と神戸でぶらぶらしていたんですが、カメラを持った人をたくさん見かけました。

天気のいい日はカメラを持って出かけたくなりますよね。

カメラを持っている人を見ると、自分も早くカメラ技術を上達させて、外でふとした瞬間を良い感じに撮れるようになりたいな~と思ってしまいます。

 

ところで、弊社では商品ページに使用する写真は、社内スタジオで一眼レフを使用し、マニュアルで撮影をしています。

ですが、私は松平商会に入社するまで一眼レフカメラは触ったことがありませんでした。なので入社してから教えてもらったのでカメラ歴約3ヶ月です^^;

そんな私が同じカメラ初心者に向けて、できるだけ早く商品のマニュアル撮影に慣れるコツをお伝えしたいと思います!

 

    1. カメラの基礎知識
    2. 初心者のきもち
    3. 用途別、マニュアル操作のヒント
    4. まとめ

1.カメラの基礎知識

マニュアル操作ではF値やISO感度、シャッタースピードなどを自分で設定して撮影します。

ISO?シャッタースピード?えふち?と言うくらいわからない方は下記のブログ記事がとても分かりやすいので、是非参考にしてみてください。

 

超初心者からはじめるカメラ講座 Part1

超初心者からはじめるカメラ講座 Part2【絞り】

超初心者からはじめるカメラ講座 Part3【シャッタースピード】

超初心者からはじめるカメラ講座 Part4【ISO感度】

 

基本的な知識としてはこんな感じです。

【F値】背景をぼかせる。絞り具合によって明るさが変わる。

【シャッタースピード】遅いとブレる。早いと暗い。

【ISO感度】写真の明るさが変わる。数字が大きくなると画質が落ちる。

 

2.初心者のきもち

少し撮影になれてくると、今撮っている設定値は撮りたい写真に対して正しいのか?と疑問に思ったりしませんか?

カメラを使いこなすとは言えませんが、せっかくのマニュアル撮影だから自分で考えて調節して撮りたいと。

でも、今撮っている写真に対してISOや絞りなど何を調節すべきなのか分からないというのが私の悩みでした。

 

3.用途別、マニュアル操作のヒント

商品撮影で撮れた写真はそれぞれに使用目的があります。

なので使用目的に応じた写真が撮れるように、ちょっとでも具体的な判断基準があれば初心者でもそれなりに考えながらマニュアル撮影できると思います。

こちらは弊社の商品ページ画像です。

ほとんどの商品がこのような構成になっています。

・サムネ

・商品説明

・カラーバリエーション

今回はこの内容に合わせてマニュアル撮影時のヒントを説明したいと思います。

 

【サムネや商品説明写真はISOの上げすぎに注意】

撮れた写真を商品ページ用に編集する際、撮った画角から若干トリミングして調整すると思います。その時にISOだけで明るさを調節した写真だと拡大しすぎるとノイズが目立ってしまいます。

例としてこのような写真を撮ったとして、サムネ用にトリミングした画像を右にISO感度別に並べてみました。

200~320では画質に変化はほとんどありません。

ですが500からは少しザラついた感じがあり、画質がつぶつぶした感じがしませんか?

800~1600はザラザラ感が増して明らかに画質が悪いです。

なのでサムネや商品説明、イメージ写真など一部を使用したりトリミングするような写真はISOにたより過ぎず、最高でも500程度までにして、できるだけF値やシャッタースピード、ライティングなどで明るさは調節した方が良いでしょう。

 

【切り抜く画像はF値の絞りすぎに注意】


弊社ではカラーバリエーションに使用する写真を、上の画像のように並べて置いて各色単品で撮影し、Photoshopで切り抜いて使用しています。

楽天のサムネやAmazonなどは白背景がルールなので、同じようにしている方も多いと思います。

このように切り抜く事が前提の場合はできるだけF値以外で調整しましょう。

F値を絞って明るさを調節してしまった場合、輪郭がボケてしまい切り抜き辛くなります。

下の画像はF値を変えて撮影してみた画像です。それらを500%まで拡大表示したときの輪郭です。

一番左のF値4では輪郭が滲んだようになり本来の商品の輪郭がわかりません。こうなってしまうととても切り抜き辛いです。

中央のF値6.3は少し滲んでいますが、4に比べるとかなりはっきりしてきました。これぐらいなら切り抜きやすいです。

一番右のF値11は輪郭がはっきりしているのでとても切り抜きやすいです。

商品の素材感や色などが実物と違い過ぎない範囲なら、切り抜く前提の写真はF値6以上で調節すると良いと思います。

このように、カラバリや展開図などの切り抜きが目的の画像はF値の絞り過ぎに注意し、ISOやシャッタースピードなどで調節すると良いと思います。

特にカラバリのように被写体のセッティングが決まっている場合は三脚で撮影すると思うので、シャッタースピードで調節するのも良いと思います。

但しストロボ撮影の場合はシャッタースピードに制限があるのでISOでの調節も必要になってきます。

 

4.まとめ

カメラを使いこなせなくても、こんな風に大まかな基準があれば、用途を考えながら撮ると何となくカメラの事が理解しやすく無いですか?

また、カメラ初心者に商品撮影をレクチャーする予定のある方は、こういった目的別の操作も合わせて教えてもらえると初心者てきには嬉しいです。

分からないまま、やみくもに撮るより少しでも考えながら撮る事で撮影の楽しさも増すと思います。

今回紹介した内容は、撮影する場所や使用する機材、被写体により設定値は変わってくるのでいろいろ試して見て下さい。

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デザイナーのきばたです。 入社直後にスマホをP20liteに変えました!理由は弊社で販売しているケースを使いたかったからです!笑 ブログでは撮影や制作について、初心者からみた疑問点やちょっとしたコツなど紹介していきたいと思います。
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