こんにちは、デザイナーの真琴です。月初に更新予定のはずが気づけば月末になってしまいました。バタバタしてて忙しかったなんて言い訳はしません。サボってました。
次回からはちゃんと定期的にアップします。
今回は今話題のwowma!について解説していこうと思います。
「Wowma! Plus」とはどういうものなのか、メリットやデメリットなどについて説明していきます。
Wowma!に出店すると利用できる無料サーバースペースのことです。Wow!managerではページデザインに文字数制限がありますが、Wowma! Plus文字数制限もなくHTMLファイルや画像などのファイルをアップロードし、自由なデザインが可能です。
Wowma! Plusの主な仕様 | |
容量 | 1GB ※1 |
料金 | 完全無料 |
PHP | 利用不可 |
外部リンク | 利用不可 ※原則禁止 |
JavaScript | 利用可能 |
CSS | 利用可能 |
※1 アップロードできるファイルの上限は1ファイルにつき1MBです。
ページスクロールをしても、ヘッダー部分が固定され常時表示されるようにしたり、JavaScriptを利用して商品バナーなどのスライダーを配置したりと、Wow!managerで提供されてるテンプレートではできないようなデザインのショップページを作成することが可能になります。
Wowma!から提供されているテンプレートを利用すると様々な制限があります。特集ページを多様するとオプション料金がかかったりしますが、Wowma! Plusなら無料で様々なデザインのトップページを作成することが可能です。
「ショップページ全体を作る必要はないけど、いろんな表示をさせたい!!」と思う方も多いと思います。そこで、便利なのが<iframe>タグです。
<iframe>を使用すると、別のHTMLファイルをページ内に表示させることができるのでWowma! Plusを使うなかで大きなメリットの1つです。
また、1ページ作成すれば複数の商品に<iframe>を入れるだけで配置できるのでとても便利です。
内容に変更が必要になったとしてもWowma! Plusに保存しているHTMLを更新するだけで、配置している全ての商品に反映されるので作業効率もアップします。
複数の商品で同じものを表示させたい場合はメンテナンス性を考えると<iframe>を使って配置するのが更新忘れもなくとても便利です。
javaScriptを利用してスライダーを作成したり、イベント用にタイマー付きのバナーを掲載してみたりと様々な利用が可能になります。
また、jQuely ファイル等のJavaScriptライブラリも使用可能ですが、作成したファイルは各自の責任になりますのでご注意ください。
作成したファイルに関するサポートはありません。
Chapter 1~3でWowma! Plusのメリットは伝わったかと思いますが、デメリットも存在します。
主にこれら2つのデメリットがありますが、やり方によっては上記のデメリットを解決することができます。
まずデザインの一元管理については、ヘッダー・レフトナビ・フッターなどのパーツごとにHTMLファイルを作成し、Wowma! Plusにアップロード後、Wow!managerの各パーツ入力欄に<iframe>を使って各パーツを配置すればメンテナンスを行うときは、Wowma! PlusのHTMLファイルの編集を行うだけで全ページの更新が行えます。
次にWow!managerの売上データ分析対象外になってしまうデメリットに対しては、Wowma! Plusのページをアクセス分析機能で調べる方法を使えば解消されます。
【例えばWowma! Plusで作られたTOPページのアクセス数をとる場合】
まず、Wow!managerで分析用に特集ページを作成します。特集ページ名はわかりやすい名前(TOPページ分析など)をつけます。次にWowma! PlusにアップロードしているTOPページのどこでもいいので以下の<iframe>を書きます。
<iframe src=”分析用特集ページのURL” frameborder=”0″ id=”analysis”></iframe>
これでTOPページにアクセスしてきた人はTOPページ分析用特集ページにカウントされるようになります。
あとはスタイルシートで<iframe>の表示を消してアップロードすれば完了です。
<style type="text/css"> #analyze { width: 0px; height: 0px; visibility: hidden; } </style>
アクセス分析をする時に上記の方法を使っても、Wow!managerの『戦略分析ツール』→『アクセス分析』で確認できる店舗トップページのアクセス数やアクセス人数の数値には反映されません。分析用に作成した特集ページのアクセス数がトップページのアクセスになります。
トップページの作成もいいとは思いますが、1番はCSSやjavaScriptの利用がメインの使用方法になるのではないでしょうか。
様々な使い方が、可能なので規約の範囲内でいろいろ試して見てください。
また便利な使い方があれば紹介したいと思います。