こんにちは社長の奥平です。現在弊社では新たにWEBデザイナーを募集しています。
デザイナーの面接に限らず私が面接で行っている事がありますので今回はその内容と目的手法を紹介したいと思います。現段階で私が最良と思う内容ですので時間とともに変化していくことになると思いますので2017年版ということでご紹介します。
奥平哲也が面接する際に行っていること。(アルバイトも正社員も業種不問)
私は面接を進行するにあたり各人に共通して質問する内容をシートにしています。これには大きな意味があり進行表がない場合はAさんとBさんで質問内容が大きく異なり必要な項目を質問し忘れたり、逆に採用に必要のない事柄を聞いて無駄に時間を長くしてしまうなど面接における合理性をより高めるためです。
以前は完全フリートーク&私のフィーリングで採用だったのですが、最終的に二者択一の状況で共通の判断基準が無いのはお互いに不公平になってしまいますよね。最低限の質問内容を共通化することで明確な判断基準が生まれてより正確な採用が行えるようになりました。
共通の質問内容は概ねこういった感じです。
意外と普通の内容ですがリスト化しないとフリートークでは聞き漏らしてしまいますので。
はい/いいえが応えの質問ばかりになると本人が発する言葉が極端に減ってしまいその人の個性を出す機会が減ってしまいます。これは、学生時代の就活セミナーでも同じことを言われましたね。二択の質問で終わらせないように面接する側も話を広げていく工夫をしている方が何かと面接が上手くいきます。
先程の項目と重複するのですが面接に来る人の人となりを最大限に引き出すためにとても重要な事です。十人十色の求職者さんを画一的に判断せずにその人の個性を受け入れ弊社とのマッチングを見極める事が面接の最大のミッションです。ましてや新卒の採用ではないので少なくとも何らかの形で社会人経験がありその中で培われた人となり、思想などがその人を形成しています。有能かどうかよりもどのようにしてその人が形成され今後どのように成長していくのか?過去ももちろん大事ですが弊社のように若い会社で一緒に働いていくのであれば未来志向でその人の成長に重きをおくことで採用後も互いにHAPPYな社会人生活を送る事が出来るようになります。
逆に経験、体験、思想がPR出来ない人には将来性を見出すことが出来ず不本意な結果となってしまうかもしれません。そういう意味でも共通の質問である程度の中身を汲み上げることが重要です。
ちなみに、弊社が最重要項目とするのは「情熱」です。
上記三点が私が面接で行っていることです。逆に行わない(やってはいけない)事があるので合わせて記載しておきますね。
結構多いですね、私が学生の時には面接で聞かれたことも昨今のプライバシー意識の中ではNGになっていることもあります。当時は志望動機の後に面接開始早々に長所と短所の説明というのがテンプレになっていた気がします。
ハラスメントをかい潜って質問する必要があるのでNG項目とその理由は知識として知っているに越したことはありませんね。
できれば自社の理想となる人を採用したい、そう思って採用活動を行っているのですが毎回100点満点の結果であったかは分かりません。採用は縁のものですので条件にこだわりすぎずタイミングが合った人と将来を共に進んで行くことがベストなのでは無いかと思っています。そういえば結婚と就職は同じって言う話をよく聞きますが本当にそうかもしれませんね。
私はWEBサイトを求職者用にフルリニューアルしたり、零細企業の割には福利厚生を充実させる方針であったりと小さいながらに仲間を大切に出来ることが経営者の大いなるミッションであると考えています。
無尽蔵に従業員が増えるわけではないので余計に慎重に、かつ柔軟に採用活動を行っていきたいですね。