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間違いがちなビジネス用語【応対編】


こんにちは、溝端です。
私の地元では10月の3連休に秋祭りが行われるので、夜には神社から太鼓の音が聞こえてきます。
これを聞くと秋が来たなぁと思いますが、皆さんはどのようなことで秋の訪れを感じますか?
食べ物、スポーツ、読書など色々なことが楽しめる季節ですので秋を満喫しましょう!

では話はガラッと変わりますが、今回は先月にお知らせしておりました『電話の応対などで間違いがちなビジネス用語』についてご紹介しますね。

前回はこちら↓
間違いやすいビジネス用語【基本編】



  1. よく使う敬称
  2. 間違いやすい用語14選
  3. まとめ




1.よく使う敬称

①人・会社
・私や僕など→私(わたくし)
・自分の会社→弊社/当社
・相手の会社→御社/貴社

②日時
・今日→本日
・昨日(きのう)→昨日(さくじつ)
・おととい→一昨日(いっさくじつ)
・あした→明日(みょうにち)
・あさって→明後日(みょうごにち)
・今年→本年
・去年→昨年
・すぐ→さっそく
・あとで→後ほど
・さっき→先ほど
・ちょっと/少し→少々

③場所・方向
・ここ/こっち→こちら
・そこ/そっち→そちら
・どこ/どっち→どちら
・あそこ/あっち→あちら




2.間違いやすい用語14選

①今お時間よろしかったでしょうか?
お客様や取引先の方に電話をした際に相手へ確認をすることは礼儀として必要なことです。
ただ「よろしかった」というと過去形になってしまうため、「今お時間いただいてもよろしいですか」としましょう。
また商品などの確認をする場合に「こちらでよろしかったですか?」などの確認も同様に間違っています。
「商品はこちらでよろしいですか?」としましょう。

ただし、先日うかがった話の内容を再度確認するために過去形にすることは正解です。例えば相手の訪問時間を再度確認する際「ご来社は10時でよろしかったでしょうか?」と言います。
過去のことかそうでないかを判断し、正しく使い分けましょう。

②名前や電話番号を確認する際の「いただけませんか?」
「いただけませんか?」とはモノをもらう際の確認の言葉です。そのためモノではない名前や電話番号を確認する言葉としては間違った使い方です。
正しくは「お名前(電話番号)をうかがえますでしょうか?」と言いましょう。

③「○○様でございますね」
「ございます」は「在る」の丁寧語ですが、一方で自分の行動や所有物をへりくだって言う謙譲語と捉える説もあります。
そのため厳密には丁寧な表現として誤りではないといえる場合もありますが、相手に敬意を表すのであれば「◯◯様でいらっしゃいますね」と、尊敬語の「いらっしゃる」を使うのがいいでしょう。

④どうか致しましたか?
お客様や取引先の方から問い合わせがあった際になどによく使用しますが、「いたす」は謙譲語のため敬意を表す相手に使用するのは適当ではありません。
「どうかなさいましたか?」を使いましょう。

⑤どちらにいたしますか?
この場合も上記と同様の意味で間違っています。
「いたします」は謙譲語ですので、尊敬語の「なさいます」を用いる言い回しが正しいので「どちらになさいますか?」を使いましょう。

⑥おっしゃられる通りだと思います
一見丁寧な言い回しで正解のように思いますがおっしゃるだけで尊敬語ですので「られる」をつけると二重敬語です。
この場合「おっしゃる通りだと思います」を使用しましょう。
同様に「おっしゃられました」ではなく「おっしゃいました」が正しい表現です。

⑦ご覧になられる
この場合も上記と同様の意味で不正解です。
ご覧になられるでは二重敬語ですので「ご覧になる」としましょう。

⑧拝見させていただきました
「見る」を尊敬語の「拝見する」にし、さらに「させていただく」まで付けると、過剰な敬語になります。
「拝見致しました」で十分です。

⑨~になります
接客などでよく使用されている言い回しですが、「こちら、ガラス製のフィルムになります」などは「ガラス製のフィルムでございます」で問題ありません。
「~になります」は、状態が変化する場合に使用するもので、単純に状態や事実を示すのなら「です」や「ございます」を使いましょう。

⑩ご利用できません
「利用できない」の丁寧語「利用できません」に「ご」を付けていますが、お客様やお取引先に使用する敬語としては尊敬の意味合いが足りません。
「利用する」の尊敬語は「ご利用になる」にですので、「ご利用になれません」の方が適切な敬語です。
または、「利用してもらえない」という意味からすると「ご利用いただけません」とするのがよいでしょう。

⑪お受け取り致しました
自分が受け取ったということを丁寧に言おうとして頭に「お」を付けていますがこれは間違いです。
「お受け取り」とすると行動する人への敬意を表しますので、自分に対して尊敬語を使ってしまっています。
相手に向けての敬語にする場合は「受け取りました」「いただきました」などを使いましょう。

⑫休みを頂いております
電話応対などで自社の人間が休みをとっている際によく使用する言葉ですが、「いただく」を使うと自社に対してへりくだっている言葉です。
正しくは「お休みをとっておりますと伝えましょう。




3.まとめ

私はカスタマー業務を担当しているので電話やメールでの応対が主要ですが、その中で当たり前のように使っていた言葉もいくつかあり驚きました。
今回調べてとても勉強になる事が多く、これからの業務に活かしていこうと思います!
お客様や取引先の方、また職場内でも敬語は必須ですので、綺麗な言葉遣いが出来るよう心掛けていきたいですね。


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こんにちは、カスタマー兼出荷担当の溝端です。読書とアプリゲームが趣味の完全なインドア派です(笑)今までの経験~最近知った豆知識まで色々と紹介していきます!
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