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間違いやすいビジネス用語【基本編】

こんにちは、溝端です。
8月が終わりに近付くにつれて夜は鈴虫の鳴き声が聞こえてくるようになりました。
秋もすぐそこかとは思いますが、日中は全国的にまだまだ暑い日が続いていますね。
熱中症に気を付けて今年の夏も無事に乗り切りましょう!

さて、普段から目上の人やお客様に対して使うことの多い敬語ですが、間違って覚えられている言葉も多くあります。今回は意外と気付かずに使っている間違ったビジネス用語をご紹介しますね。




  1. 敬語とは
  2. 間違いやすい用語15選
  3. まとめ




1.敬語とは

まずは敬語の基本についてお話します。
敬語とは、相手を立てたい時に使用する「尊敬語」、自分を下げて相手を立てる「謙譲語」、ですやますなどをつける「丁寧語」の3種類があります。
使い方を間違えると正反対の意味になり失礼なこともあるので、使い分けがとても難しいです。長くなるのでここでは詳しく説明はしませんが、まずは基本を覚えることから始めましょう。




2.間違いやすい用語15選

①ご苦労様です
丁寧な言葉に聞こえますが、目上の方へ言うのは不正解!ご苦労様とは上司が部下へ使う場合など、目下の人へのねぎらいの言葉になります。この場合は「お疲れ様です」が適切ですね。

②いつもお世話様です
「お世話様」は日頃のお礼の気持ちを込める際に使用する言葉ですが、「ご苦労様」と同様の理由で間違っています。目上の方やお客様に対しては敬意が軽いため、この場合は「お世話になっております」が適切な使い方です。

③すいません・すみません
「すいません」「すみません」は崩した言葉になりますので、ビジネス上では相応しくないとされています。特に目上の方へ謝罪をする場合は「申し訳ございません」と使うことが一般的です。
また同じ意味の「ごめんなさい」は勿論のこと「申し訳ないですが」という言い回しも失礼にあたりますので使わないようにしましょう。

④了解しました
語尾に「しました」をつけ敬語のように思えますが実は間違い!了解には尊敬の意味が入っておらず、上司やお客様に使用してはいけません。正しくは「かしこまりました」もしくは「承知いたしました」を使用しましょう。

⑤どうしましょうか?
この場合も「しましょうか」をつけ丁寧語に聞こえますが、尊敬の意味が含まれない言い方です。
目上の人やお客様に対しては「いかが致しましょう?」と尋ねるのが正しいです。

⑥ご確認してください
「ご~する」「お~する」は謙譲表現ですので、「ご確認する」は謙譲の意味を持つ言い方になります。自分が確認する場合に使うもので、相手が確認する場合に使うのは不適切です。「ご確認ください」または「ご確認なさってください」と言いましょう。

⑦大丈夫です
相手の申し出を辞退する時に使われることもありますが、本来「大丈夫」とは危なげなく安心できるさまを表現する言葉です。辞退する際は「結構です」という言い方が適切ですね。

⑧構いません
「構いません」は相手の行動や発言に対して肯定の意思表示をする場合や許可する場合などに使用されますが、シチュエーションにより多くの異なるニュアンスを持つ言い方です。
言い方によっては冷たい印象を与えてしまうことがあるため、「結構です」や「差し支えありません」などに置き換えた方が無難な場合もあります。

⑨わかりません
この言い方も敬語のように聞こえますが尊敬の気持ちがこもっていないので不正解!分からない場合は「存じ上げません」が正しい言い方です。

⑩おわかりいただけたでしょうか?
言い換えると「わかりましたか?」となり、目上の人を試しているかのような意味になります。この場合は「ご理解いただけたでしょうか?」「ご不明な点はございませんか?」など別の言い方を用いるようにしましょう。

⑪あの件についてうかがっていますか?
「うかがう」は「聞く」の謙譲語で、自分の行動をへりくだる時に使う言葉なので間違いです。
尋ねる際は「あの件についてお聞きになっていますか?」と言いましょう。

⑫させていただいております
基本的には自分が何かをすることで相手に良い影響がある時、または相手の許可が必要な時にのみ使える表現です。「〜いただいております」も同様です。
例えを出すと消費税のアップに伴い商品の値上げをした際のお知らせなど、相手にとっては不利益な場面での使用は失礼な印象を与えてしまうことも・・・。この場合「しております」が適切です。
上記の値上げの場合であれば「値上げさせていただいております」ではなく「値上げしております」としましょう。

⑬おられますか?
「おる」は「いる」の謙譲語のため、謙譲語の「おる」と尊敬の意味を持つ「られる」を併用していることになり、厳密には誤りです。
「いる」の尊敬語の「いらっしゃる」を使い「いらっしゃいますか?」とすれば尊敬語として間違いありません。
ただし、「おる」を丁寧語と捉える説もあり、「おられますか?」という言い方は許容できる、という意見もあります。

⑭ご一緒します
「ご一緒」という言葉は、対等な関係の場合に使われるものです。目上の人から誘われた時には「お供させていただきます」が正しい表現ですので気を付けましょう。

⑮大変参考になりました
「参考になりました」とは考えを決める際に参考程度に足しにするという意味になります。この場合は「大変勉強になりました」と言いましょう。




3.まとめ

今回ご紹介した用語はほんの一部でまだまだ間違って使用されているビジネス用語があります。
敬語は生活をしていく中で使用する機会が多いので、相手との関係を良好にするためにも正しい言葉遣いは必須だといえるでしょう。
私もこれを機に正しい言葉遣いが出来るように勉強していきます!

来月は電話の応対などで間違いがちなビジネス用語をご紹介しますね♪次回もお付き合い下さいませ。

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こんにちは、カスタマー兼出荷担当の溝端です。読書とアプリゲームが趣味の完全なインドア派です(笑)今までの経験~最近知った豆知識まで色々と紹介していきます!
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