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【Photoshopクリエイター能力認定試験】難易度は?意外と難しい!?エキスパート編を受験してみた。

こんにちは!デザイナーの木畑です。
前回の記事で紹介した「Photoshopクリエイター能力認定試験スタンダード」に引き続き、「エキスパート」を受験してきました。

【Photoshopクリエイター能力認定試験】難易度は?履歴書に書ける?スタンダード編を受験してみた。

今回も、これからPhotoshopを覚える必要がある人や、採用面接にこの資格を持った人が来た場合どんな実務ができるのか参考になればと思い、試験について少しお話をしてみたいと思います。

  1. フォトショップクリエイター能力認定試験とは
  2. 実際に受験してみた
  3. この資格を持つ人の実務レベル
  4. まとめ

フォトショップクリエイター能力認定試験とは

サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催するPhotoshopの使えるレベルを計る能力認定試験です。
学歴・年齢に限らず誰でも受験できて、履歴書にも書ける資格です。

試験の種類

●スタンダード
Photoshopを活用し、指示通りの作業を正確かつ合理的に行う事ができる。
・作業指示書に基づいた制作ができる。
・Photoshopの基本的な操作ができる。

●エキスパート:
Photoshopを活用し、クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる。
・デザインコンセプトや表現の目的に応じて適切な機能を選択し、表現できる。
・DTP/Web デザインに関する基本的な知識がある。

引用元:https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/exam/content/

内容

●前回受験した、スタンダードでは実技問題と実践問題の2部構成でしたが、今回受験したエキスパートでは、第一部(知識・実技問題)、第二部(実践問題)2部構成となります。
エキスパートから追加される知識問題の内容は主に
・カラーモード
・カラーマネジメント
・拡張子と適切な用途
・WEBと印刷物の違い
などについて出題されます。

特に解像度については計算問題も出題されます。
次の画像はサーティファイの公式サイトで公開されているサンプル問題のスクショです。
実際はこれよりも、もう少し難しい問題が出題されますが内容としてはこのような感じです。
(正解も用意しているので、ぜひチャレンジしてみてください!)


<<正解はこちら>>

●実技問題は前回のスタンダードの基礎問題を少し難しくした感じでした。
基礎的な操作にアクションセットで書き出したり、レイヤーカンプを使用したりと言ったプラスαの工程が追加されているような感じです。
たとえば、このような画像があったとして、「ポスタリゼーションを施し、フィルター有りと無しのレイヤーカンプを作成しなさい。」といった問題です。

●実践問題は、スタンダードと同様に見本画像と素材が提供され、見本と同じ画像を作成する手順が16工程ほどで出題されます。
それを正確に作業していき、見本と同じ画像を作成します。
今回、私が受験した試験問題は、作業工程はスタンダードより格段に難しいと言うことはありませんでした。
ですが、試験内容に「クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる。」とあるように一通りの作業が完了した後に、クライアントから修正指示が入った体でレイヤーカンプを使用してA案とB案を作成するという工程がありました。
その他にスタンダードと違う点は、画像の貼り付けが選択内貼り付けになったり、ベタ打ちだったフォントが段落ごとに文字サイズやインデント等の細かい指示がありました。

 

合格基準と合格率

エキスパートも合格基準は点数ではなく、正確さがパーセンテージで評価されます。
第一部の実技問題が65%以上、第二部の実践問題が70%以上で合格となります。
合格率は、72.3%(2018年度平均合格率)だそうです。
エキスパートも、合格率は高い検定だと思いますが、合格するコツとして、「とにかく最後まで作業を終わらせる」ことだと思います。
合格基準がパーセンテージなので、分からない部分があったとしても、とにかく最後まで作業を完了させたもの勝ちだと思います。

 

実際に受験してみた

今回は受験結果が間に合いませんでした。
ですが、自分の体感では少し危うい気がします…。
言い訳をすると、知識問題で参考書に出てこなかった問題が何問か出題されたからです!
日頃の業務でも気にしたことの無い内容だったのであやふやな知識しかなく、正確に答えられなかったのが悔やまれます!
日頃からPhotoshopを使っていても、すべての機能を使う訳ではないので、試験対策の勉強は苦労しましたし、試験時間も思いの外、目一杯使いました。

 

この資格をもつ人の実務レベル

まず、スタンダードを合格した人ができる具体的な作業として、以下のようになると思います。
・テキストの入力
・カスタムシェイプの使用
・画像のトリミング
・画像の色補正
・パスで切り抜き
・透過画像の作成

エキスパートを持つ人は上記にプラスして、主に
・スライスを使用した書き出し
・レイヤーカンプの使用
・DTPデータの作成
といった内容が追加されると思います。

試験内容に「DTP/Web デザインに関する基本的な知識」とあるように、印刷物に関してのカラーモードや解像度などの出題もあるので、印刷物を扱う会社の場合はエキスパートレベルが必須と言えると思います。
「スタンダード」は基礎知識の習得。「エキスパート」はより専門的な知識と作業効率アップを目的とした実践的なスキルが証明できる内容だと思います。

 

まとめ

前回の受験の際に購入した公式の参考書は「エキスパート」にも対応いているので、同じ参考書で試験対策をしました。
https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/org/prepare/text/

今回は受験結果が間にあいませんでしたが、追って報告できたらと思います。
この検定は知名度があまり高くない事や、「持っていても意味がない」と良いイメージを持たない方も多いようです。
ですが、職業訓練を経てこの検定を受験する方もいるようなので、そういった方が採用面接など来られた場合などに少しでも参考になればと思います。

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デザイナーのきばたです。 入社直後にスマホをP20liteに変えました!理由は弊社で販売しているケースを使いたかったからです!笑 ブログでは撮影や制作について、初心者からみた疑問点やちょっとしたコツなど紹介していきたいと思います。
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