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WEBデザイナーこそ読むべき!『伝わるデザイン』

 
前回に引き続き、プライベートの忙しさに拍車がかかっているナカヤマです。
「もしかして今年はずっとこの調子なのでは?」という気がしていますが、適度に遊びに行ったりゲームしたりもできているので、まだ大丈夫かなといったところです。それよりも急に寒くなったせいなのか…例年より寒さに耐えられず。。我が家では早々にこたつが導入されました。
 
さて今回は、” お客様への伝え方 ” に頭を抱える私が改めて参考にしているサイト『伝わるデザイン』をご紹介致します。
 

  1. 『伝わるデザイン』とは
  2. 例えばこんなとき
  3. どんな内容なのか
  4. 特におすすめなのは
  5. まとめ

 
 

『伝わるデザイン』とは

 
そもそも『伝わるデザイン』とは研究発表のプレゼン資料などの、デザインを生業としていない方へ向けた情報デザインの基本ルールやテクニック指南サイトです。書籍も発売されています。
 
伝わるデザイン
 
「じゃあWEBデザイナーは見る必要ないのでは?」と思いがちですが、そんなことはありません!
WEBデザインコースの職業訓練校の講師の先生は「がっつり参考にするべき」だとおっしゃっていましたし、私自身そう感じるケースが増えてきました。
 
 

例えばこんなとき

 
楽天のサムネ改革が始まって久しいですよね。検索結果を眺めていると文字の量が以前より減り、見やすくなったと感じると共に「何の商品だろう?」と肝心な所がわからなくなってしまっているものも多く見かけます。
このように文字という情報は『多いと見にくく、少ないと伝わらない』といった現状です。
 
そこで必然的に記載する内容の淘汰がなされるのですが、スマホケース等を扱っている弊社であれば下記の内容でしょうか。
 
・対応機種名・型番
・商品の種類(ケース、フィルム等)
・カラーバリエーション
 
カラバリなんかは文字で記載はしていませんが、それでも ” 伝えたいこと ” は少なくないです。特に機種によっては型番が多数あったりと、物によっては文字が溢れてきます。その他特記事項があればさらにプラスされます。
サムネにすべて記載せずとも、商品名(テキストリンクになる部分)で補うことも可能ですがこちらも限界がありますし、サムネに見やすく記載されている方がお客様の目にも留まりやすいのではないでしょうか。
 
こういった情報をうまく整理し、書体の使い分けやレイアウト・色を工夫することで読みやすく、認識しやすく誤読しにくい画像の作成を目指すにあたり、大変参考になります。
 
 

どんな内容なのか

 
全体を通して見やすさ・読みやすさについて書かれていて、資料作成に関するデザインの制作ルールを実例と共に細かく ” 伝わるデザイン ” で記述されています。
 
そもそものコンセプトが資料作成なので一見参考になるのか疑問に思ってしまうかもしれませんが、読み進めてみるとWEBデザインの助けになる要素が散りばめられています。WEBデザイナーに限らず、ほとんどの○○デザイナーに役立つ内容だと思います。
 
直近ではある商品ページの説明画像にて ” 有料のオプションをどう周知するのか ” について大変難儀しまして、こちらで得た知識を参考に画像に手を加えました。改善後の反応については日が浅いのでまだわからないのですが、見やすくなっていることを祈るばかりです。。
 
入社当初、弊社社長に教わった
 
お客様は
 100%見ない・読まない
 100%信じない
 100%行動しない
これを越えるがデザイン・マーケティング

 
この言葉が身に染みます。
 
 

特におすすめなのは

 
私が「とりあえず読んでみてほしい!」と思うのが『バリアフリー』という項目。
 
デザインに関して ” バリアフリー ” という概念が私にはなかったので、読む前は「?」だったのですが、色覚や認識、視力などに配慮したデザインのあれこれがわかりやすくまとめられています。身近なところで私の兄には非常に軽度の色覚異常があり、信号機の色や淡い色・近い色の判別が難しいと話していたのを思い出します。
 
また、書体に関しても認識しやすいもの・しにくいものがあり、誰にとっても見やすく読みやすい ” ユニバーサルデザインフォント ” というものも数多開発されているそうです。
 
こういった配慮を適切なところで取り入れられるようになれば、サイト構築に限らず、商品説明画像作成時にも強みになるのではないでしょうか。私のように「バリアフリー?」と思った人にこそ読んで頂きたい項目です!
 
 

まとめ

 
今回はプレゼン資料等作成のノウハウをWEBへの転用にとご紹介しましたが、他にも参考できる、お客様に少しでも分かりやすく伝えられる要素が世の中には溢れていると思います。それは思いがけないところに転がっているかもしれません。
今は ” 紹介 ” というかたちで留まっていますが、いつかは私が発信源になれるよう、アンテナを強く張っていきたいです。

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