月商100万円を達成するヒント満載!楽天市場・Yahooショッピング・ECサイト運営のマニュアル

ヤフーショッピングで月商100万円を達成するために行ったこと

こんにちは。「会社の引っ越しってこんなにめんどくさかったっけ!?」っていう状態で4月が一瞬で過ぎ去っていった奥平です。
そうなんです!ある程度の規模感での引っ越しとは物理的に手続き的にと~っても大変です。思い起こせば6年前地元の小屋から以前の市内の事務所に移転した時は手続き諸々が非常に簡単でしたが、ある程度の事業規模になった結果、引っ越しの打ち合わせや事務所のリフォーム、法的な手続きなど思っていた以上にやることが盛り沢山です。ちなみに、登記関係などの処理で5月も忙しくなります。

さて、本日は弊社が出店しているヤフーショッピングのサイトで月商100万円をどうやって達成したかを説明します。

  1. 基本的な運営指針
  2. ヤフーショッピングのSEO
  3. ポイント施策の必要性
  4. 検索系広告の活用
  5. ヤフーショッピングの転換率
  6. まとめ

基本的な運営指針

弊社ではヤフーショッピングの運営指針を以下のようにルール立てています。

売価は定価で

言わずもがな当たり前のことですが、お取引様の商売を邪魔せずにみんなで商売できるように弊社サイトに掲載している価格ルールにのっとって適正な売価での販売をおこなっています。

メール便出荷メイン

これは、お取引先様の楽天店舗で教えてもらった方法です。メール便出荷でもゆうパケットを利用すれば関西では翌日到着可能なのでお客様の利便に繋がります。また、運賃の面でも割安で出荷することが出来るので経営的にも利益を出しやすくなります。
さらに、昨今の再配達問題の根源でもある受け取り時間の問題もポスト投函なので解決できますね。メール便で出荷できるものであればメール便出荷にするのが総合的に見て良い判断かと思います。追跡番号も使えますし。

卸サイトの商材を扱う

弊社は貿易商社なので他の商材も多数取り扱いがあるのですが、サイト運用においての知見を増やすという観点からも自社で取扱している商材(スマートフォンケース)を扱うこと。コンセプトを持った専門店の方がお客様(エンドユーザー様)にも伝わりやすいという戦略があります。

ヤフーショッピングのSEO

ヤフーショッピングのSEOは売上と件数を重要な要素として確立されています。もちろん商品名のキーワードなども大事なのですが楽天とは異なる部分がありますので注意して下さい。ヤフーショッピングで採用されている検索エンジンはグーグルと同じものと言われていますので【】(スミカッコ)などの装飾は嫌われる傾向にありますので楽天から転用する際にはお気をつけ下さい。
最近の楽天も同様なのですが売上クリックなどユーザーにとって合理的な検索結果を出していきますので初動の売上で中期的な売上が変わってきます。最初は広告やポイントなどで戦略的に売上を作っていくスタイルのほうが売上が安定します。

ポイント施策の必要性

ヤフーショッピングといえばTV広告を使用しての大幅なポイント訴求で業界シェアを伸ばしてきたという印象の強いモールです。実際、5のつく日などYahooの独自イベントでは流通額が間に見えて伸びることも有り効果的です。
弊社では5倍と10倍をイベントの内容に応じて使い分けています。
しかし、ポイント施策は限界利益率の定価が顕著なので無理して行うよりはイベントなどのここぞ!という時に使うと良いかと思います。売上が上がると検索上位になりますので。

検索系広告の活用

Yahooの広告って何となく情報が無いという方のために軽くまとめました。

PRオプション

PRオプションとは純広告とは異なり検索の検索順位を歩合に応じて上げてくれるというものです。課金はお客様の決済完了時に決定額が課金されるので完全成功型です。
たとえば、PRオプションの両立を10%と設定した時には以下のようにして検索結果にブーストがかかります。

通常の表示項目とは別に嵩上げされるので表示結果が上がります。

ストアマッチ広告

検索の結果に応じて上位に表示される広告です。楽天市場で言うCPC広告などですね。こちらは検索結果に応じてなのでPRオプションでも上げにくい新商品などに利用するようにしています。

ヤフーショッピングの転換率

さて、アクセスの内容を多めにお話しましたが転換率についても触れておきましょう。ヤフーショッピングの平均的な転換率は3%前後ということです。ジャンルによってまちまちなのであくまでスマホケース市場での話です。
意外と少なめなのが平均値であることを考えるとアクセスを増加させることに重点を置いているヤフーショッピングの戦略が伺えますね。

まとめ

楽天市場の次はヤフーショッピングというお店が増えてきていますね、また、EC革命で無料化されたプラットフォームとして弊社のように楽天市場無しでYahooだけという事業者さんも増えてきました、店舗数と商品数では楽天を凌駕したヤフーショッピングですが、1店舗の平均月商など粒の質では楽天市場に大きく差を開けられています。
そこを埋めるためにもこれから様々な販促が行われるので是非とも活用して脱楽天でも事業が安定化するようなビジネスモデルの一助としていただければ幸いです。

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株式会社松平商会の社長です。経営者として組織のマネジメントをするのが仕事ですが、デザイナー上がりなので制作全般を楽しんで仕事しています。初級~中級程度の制作のテクニックと写真撮影、経営の記事を中心に執筆しています。
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