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通信販売事業者さん必見!物件を決めるために大切な3つのこと

こんにちは!社長の奥平です!告知無しで夏休みをいただいておりました。
おかげさまで身も心もすっかりリフレッシュです!

さて、今回の記事はタイトル通りネットショップを運営する事業者が物件を決めるに大切なことを私の経験談を踏まえてお伝えしたいと思います。都会と田舎や諸条件によって差異はあるものの兵庫県姫路市で私が経験した内容多めでお伝えします。

ネットショップを運営する事業者が物件を決めるに大切な3つのこと

  1. 持ち込み出荷を見越して運送会社の営業所を調べておく
  2. 事務所のスペースは想定よりも大きめが丁度いい
  3. なんだかんだでアクセスが容易なことは大切
  4. 倉庫は今の売上の倍は耐えられること

持ち込み出荷を見越して運送会社の営業所を調べておく

ネットショップを含めた通販会社の生命線でもある配送会社ですが、事務所から営業所が近いと様々なメリットがあります。

運送会社が近いメリット

  • 持ち込みで当日出荷に対応してもらえる
  • 集荷の時間も遅くしてもらえる
  • 急な消耗品などの補充も安心

持ち込みで当日出荷に対応してもらえる

弊社はヤマト運輸の営業所から車で2分!通常集荷の締切は17:00ですが営業所への持ち込みは18:30まで対応してもらえます。夕方の締切間近に1.5時間増えるということは、夏休みの宿題の締切が9月3日まで延長されるくらいに貴重な事です。お客様には「~日の午前着で配送します。」と伝えていても出荷作業が立て込んで対応できないということが多々ありますよね。こういったギリギリの出荷になっても集荷のドライバーさんとは別軸で営業所に荷物を届けることが出来るのでお客様にご迷惑をおかけすることもありません。

集荷の時間が遅くなっても問題ない

運送会社の集荷時間とは基本的に営業所に対して同心円状に遠いところから順番に締め切りを設定しています。過去に私が実家(けっこう田舎)で行っていた時には集荷時間がめちゃくちゃ早く結果として納期を1日多めに取る必要がありました。前述のように持ち込みが容易ということはドライバーさんに帰るついでに集荷に寄ってもらうことができるので余裕のある出荷作業やお客様に対して物流のリードタイムで利便性を感じていただくことができます。

急な消耗品などの補充も安心

出荷件数が多くなってくるとラベルや梱包資材などの消耗品の補充も大切になってきます。まだストックが残っていると思っていたラベルが品切れになってしまって出荷が出来ないというトラブルにもすぐに対応することができます。

事務所のスペースは想定よりも大きめが丁度いい

賃貸のマンションで同じような経験がある方は多いと思いますが、内見で見た広さはあくまで何もない状態での広さなので机や棚、プリンターを配置すると当初思っていた以上に狭く感じるものです。その際にはイラストレーターなどの図形描画アプリで1/1000などの縮尺で配置してみて通路の狭さや動線などをデータ化することをオススメします。ちなみに弊社の以前の事務所では思った以上に狭くなってしまったために私も含めてスタッフ全員の机が壁に向かっているという少し寂しいレイアウトしか出来ませんでした。

いわゆるオフィス感を出すのであればやはり机の配置は対面にしておきたいところですね。スタッフ間のコミュニケーションも活発になりホウレンソウ漏れを防ぐことが出来ます。

以前の記事にもあるように広めのオフィスではミーティングを行うスペースも取ることが出来るので執務スペースには余裕を持って選んでください。目安としては人数×2坪はほしいところです。

3人以上だったら、仕事を止めて月に一回くらいはミーティングをしよう

なんだかんだでアクセスが容易なことは大切

商売上、我々ネットショップにおいて立地というのはそこまで大きなウェイトを占めることはありません。しかし、人材の確保の面においてはリアル店舗もネットショップも関係なくアクセスが良いことはそれだけで物件の強みになります。

電車バスなどの公共の交通機関が無く車でしか通勤できない所、トラックが入ることができない狭い路地などはコストパフォマンスとは別の軸でデメリットが発生します。

とくに求人の面においてはよほどの田舎でない限り公共の交通機関で通勤するスタッフに配慮する必要があります。

 倉庫は現在の売上に対して3倍は耐えられること

弊社が現在の物件を決めた最大の理由は圧倒的な倉庫の広さです、ちなみに、倉庫スペースだけで1,000㎡の面積です。

はっきり言って現状では余りまくっていますがそれはあくまで今の話で今後弊社が成長していくにあたり倉庫スペースの能力は成長力に直結します。ポテンシャルを秘めた物流能力は通販事業者の成長において必要不可欠な要素です。いくらショップの売上が上がったとしても出荷処理能力が限界を超えてしまえば絵に描いた餅になってしまいます。

都会の事業者さんでは自社出荷ではなく契約の物流事業者からの出荷になることがあると思いますがあくまで地方は自社出荷の業者さんのほうが多いのではないかと考えていますので、出荷がしやすい、倉庫の整理整頓が出来るというのは最大の強みとなります。

最後に

心機一転新しい事務所に移転して成長を目指す経営者にとって3年後、5年後の成長のビジョンを描くことは楽しみですね。

そのビジョンに合致した事務所に巡り会い契約書にハンコを押す前にこの記事を思い出してください。いい感じの物件の前ではどうしても前のめりになってしまいますが、成長してくると意外と見えてくる残念ポイントになる可能性の高い3つのポイントを纏めています。

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株式会社松平商会の社長です。経営者として組織のマネジメントをするのが仕事ですが、デザイナー上がりなので制作全般を楽しんで仕事しています。初級~中級程度の制作のテクニックと写真撮影、経営の記事を中心に執筆しています。
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