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これから起業する人や、社長歴が浅い人に知ってほしい4つのこと

こんにちは!社長の奥平です!春を通り越して初夏の陽気に浮かれまくっている今日このごろです。お花見には行きましたか?私は外国人の友人家族と楽しいお花見に行ってきました。

私が小学生の頃は入学式や始業式の時に桜が満開だったのですが、最近はどんどん早くなっていますね、ひょっとすると次世代の日本人には桜=卒業式の花ということになっているかもしれません。

そんな、桜の花から連想するのは春ですね。春といえば就職や進学など新生活の始まりです。

私も、ちょうど8年前の今頃に弊社を創業するにあたり東奔西走していた思い出があります。

そこで、起業から今まで私が経験した中でこれから起業する人に覚えておいて欲しい4つのポイントをお伝えしたいと思います。

  1. 起業してすぐには絶対に安定しない
  2. 「人は財なり」はガチ
  3. 良いことも悪いことも経営者が全部受け止める
  4. 社長と経営者の違いについて
  5. まとめ

起業してすぐは絶対に安定しない。

以前のブログでも触れましたが、起業したての状態で事業が安定することは絶対にありえません。ましてや一回目の起業の場合は見通しの下方修正が発生します。

この件に関しては以前のブログを御覧ください。

EC事業を行っていく上で重要な3つのこと

よちよち歩きの状態で色々なことを吸収していき、安定感のある事業の成長させていくことが経営の醍醐味です。見通しが誤っていても前を向いて事業を継続させることで次のチャンスをモノに出来るかもしれません。継続こそ力です。

特に人材確保は自分の力ではコントロールしにくい部分ですが、諦めずに続けていく中で素晴らしい仲間に巡り合うことができます。不安定でも未来に展望が持てなくても今の自分が出来ることを全力でやりきって下さい。

「人は財なり」はガチ。

先に述べたように人材確保は経営の中でも自分の力が及ばない、いわば他人任せの要素がかなり強くになります。

起業する時には自分でこういう事業をするという理想に向かって自分自身の力で突き進むことが出来ますが、こういう人を採用したいという理想は完全に自分以外の他人の決定に依存します。

「こんな人材が欲しいなー」と思っていてもそのビジョンに100%合致する人材はそうかんたんに出会うことは出来ません、ましてや、その人が自分の会社で働きたいという事なんて奇跡です。

だから、面接で採用した人材は「財」です。ひょっとするとその人は何かのスペシャリストかもしれませんし、貴社のムードメーカーになってくれるかもしれません。

また、その人のコネクションで新たな展望が開けるかもしれません。

経営者は自分一人ではできないことを組織で達成するのが仕事です。その組織の形成にあたり人を大切にすることが貴社の発展の大いなる礎になります。

良いことも悪いことも全部経営者が受け入れる。

サラリーマンと経営者の最大の違いは責任ですね。スタッフのミスで大きな損失が出たとしてもその最終責任は経営者である貴方が背負います。

一見、デメリットしか無いように感じますが、逆に会社が最高益を出した翌年度には貴方はサラリーマンとは比にならないほど賃金を上げることが出来ます。

私の場合は、起業時にはほぼ、無給でした。そもそも、見通しが甘かった点と無給でも自分が法人設立前から行っていたWEBデザイナーなどの仕事で生活に困ることがない程度の収入があったためです。しかし、そこで私の経営計画がもっと堅実であれば、一期目にも自分の役員報酬を十分にとることができたでしょう。

中小企業の経営者は、会社の借金が自分の借金です。キャッシュがショートする時には自分の財布から補填しなければならなかったりもします。社内の不正が公になった場合には非難の矢面に立たなければなりません。だからこそ、儲かっている時にはその恩恵を享受することがあります。

社長と経営者は違う。

社長と経営者、おおよそ同じ意味合いでとられることが多いのですが、実は全然違います。

社長とは

代表取締役とも言われますね、会社の代表です。規模の大小は別にして法人登記している取締役の代表(合同会社の場合は代表社員)です。出資金と登記費用を払えば会社が設立できますし、その代表者として社長になります。職人さんの世界では一人親方という事も多々あるので会社の数だけ社長がいます。

経営者とは

書いて字の如く、経営をする人です。社長が経営者ということも多々ありますが、必ずしも一致しません。経営能力が低い社長は経営者ではありません。私の個人的な見解として、経営者とは野球の監督です。社長はキャプテン的なポジションです。選手権監督というパターンもありますが、監督の仕事はチームを勝利に導く仕組み創りや練習メニューなど現場から一歩引いた骨組み構築です。その構築された骨に肉をつけるのが現場の役割です。

現場でガッツリ働くことも大切ですが、会社の収益性や事業の安定のために働くことが経営者の本質です。そのためには資金繰り、人材確保、事業計画など現場の仕事とは異なる能力と知識、経験が要求されます。

職人も商売人も関係なく、中小企業の経営者とはリーダーとして組織を導く事が命題です。

まとめ

さて、私が経験した7年間の個人事業主と8年間の会社経営をさかのぼって感じた事をまとめましたが、起業するということは権利と責任、リスクとリターンをサラリーマンよりも大きく取るということです。

今は一人で事業を行っているかもしれませんが、将来雇用をする側になったときには従業員に対する責任も発生します。しかし、その分得られることも果てしなく大きいので経営者として成長し実りのある豊かな人生を送って下さい。

by
株式会社松平商会の社長です。経営者として組織のマネジメントをするのが仕事ですが、デザイナー上がりなので制作全般を楽しんで仕事しています。初級~中級程度の制作のテクニックと写真撮影、経営の記事を中心に執筆しています。
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